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令和5年度 決算のお知らせ

支出が急増し、経常収支で17 億50 百万円の赤字決算に

決算の概要(単位:百万円)

  • 収入

    健保組合の主な収入源である保険料は、被保険者数が減少した中でも、賃上げの影響で前年度比21百万円増加の316億37百万円と堅調に推移しました。

  • 支出

    主な支出は、みなさんの医療費等にあてられる保険給付費と、高齢者医療を支えるために国に納める納付金です。保険給付費は、1人当たりの医療費が前年度比4.4%増加と大きく上昇したため、被保険者数が減少する中でも、同2億49百万円増加となりました。一方、納付金は前年度の一時的な減少からの反動もあり、同6億66百万円増加と、大幅な負担増となりました。保健事業費は同4百万円増加の18億4百万円で、健診や人間ドック、特定保健指導などの疾病予防事業を実施しました。

  • 収支状況

    令和5年度は保険給付費と納付金の急増が財政に重い負担となり、経常赤字額は前年度比9億27百万円悪化の17億50百万円と、非常に厳しい決算となりました。
    別途積立金から取崩した40億円等を含めた総合収支では28億13百万円の決算残金が生じました。決算残金は、28億円を別途積立金に追加積立し、残りを財政調整事業繰越金としました。

健保組合は、国の代わりに40~64歳の被保険者から介護保険料をお預かりし、介護納付金として国に納めています。
令和5年度は国に納める介護納付金39億8百万円に対し、介護保険収入39億80百万円となりました。収支差引額1億70百万円は、全額を準備金へ追加積立し、将来の支出増加に備えます。

決算の概要(単位:百万円)

 

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